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2015年 03月 19日

青い閃光

イスズミ、おもろい。

凄いのが外道で釣れても、やはりイスズミは面白いのです。

いっぱいいるのが見えるけど、思ったように食わない。でも飽きない程度に当たりがあるので夢中になっちゃう。

今のところ、フライを浮かして誘うのが一番当たるので、出張中のためマテリアルが乏しい中でいろいろ試すのです。

そんな試行錯誤の中、タイイングツールの緩衝材に使ってたEVAフォームをばらして切り刻み...

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こんなガーグラーを巻いてみる。



そんなある朝、仕事前。

イスズミが乱舞する中にガーグラーを投入。

何発か当たりがあって、掛けるけど浅いのかバレてしまう。

叩き過ぎたのか、日に日に当たりが渋くなってくる感じ。

フライを変えようか迷って、そのままキャストした瞬間。



水面に青い閃光が走った。



パシュッ! と鱒のようなバイトが合ってフライが消え、何かが沖へ走った。



瞬間、手元のラインがすべて消え、カーボン製の廉価版リールが聞いたこともない音を発してブン回る!



慌ててドラグを締めこんでもスピードは落ちず、ふと気付くと黄色いPEのバッキングが遥か沖に向かって刺さっていた。


フライライン30ydに黄色いナイロン50lbのトレーサーラインを20m、これにプラスしてバッキングは100m出てしまっている。全部で150m。こんだけ一気に引き出すのはおそらくヒラアジ。しかもデカイ。


沖はやや深いが、それでもインリーフ。根がそこら中に点在し、その気になったトレバリーが根を縫うように走ればすぐに勝負は終わる。強めのバットパワーがあるはずのTFOのロッドは限界まで曲がり、リールも泣きっ放し。ティペットも例によって16lb直結。フライが飲まれてても当然アウト。
前日のマルコバンは相当粘って大変だったけど、今度は走ってる距離とスピードが段違い。


ほぼ絶望的な状況の中、小さな目標を立てた。せめてフライラインだけは回収しよう、と。翌日からの釣りに差し支えるし...



腹は決まったので、ロッドを思いっきりベンドさせ、リールハンドルをゆっくり巻く。少しでもロッドが戻れば少し巻く。サカナが走ればすぐにサミングしてラインの出を最小限に抑える。ポンピングによる少しの隙も見せない作戦。ラインをできるだけ出したくない状況で有効だと思われる対策だ。



相変わらずハイテンションな状況は変わらないものの、ほんのちょっとずつ。少しずつ寄ってきた。



膠着状態に近いけど、沖からのウネリが魚を少しずつこちらに押してくれているらしい。



ようやくフライラインのエンド側がリールに入った。



気付けば青い魚体がサラシのなかでうねっていた。



例によってランディングツールが皆無なので、波に乗せる作戦。



尖った岩にティペットが引っかかるという悪夢のようなアクシデントがあったが、魚はほとんど弱っていたので事故には至らず...


一気に寄せて...


目の前に来たテイルを、素手で切れるのも構わず、思いっきりつかむ!



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カスミアジ!


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これですよ、コレ! Blue Fin です。とんでも無いくらい青いのです。


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ガーグラーにチヌバリ使ったお陰で、カンヌキにフッキング。呑まれずに済んでました。


叉長63cm、全長67cm。なんか頭でっかちの魚体ですが、ブリブリに太ってて、おそらく3kg越え。


さすが外洋性のトレバリー、この胸鰭も凄い。
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同サイズのオニヒラより1.5倍は強い。


今回もほぼ奇跡的に取れました。グラシアス。
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タックルデータ
TFO TiCr-X 9ft #8 + Redington Crosswater7/8/9
SA Supreme WF9F , Toray Fluorocarbon 16lb,
Gurgler Chinu#5 Pink&Tan 
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by tpbum | 2015-03-19 22:48 | Flat


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